ビエンチャン観光“コープビジターセンターでラオスの歴史に触れるべき”

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こんにちは♪
ラオス女子のYulaです。

今回は“義足の博物館”として有名な
「コープビジターセンター」
行ってきたので
ご紹介していきたいと思います。

個人的には
ラオス・ビエンチャン観光のときに
必ず行ってもらいたいところ
だと思っているので、
ぜひプランに入れてみてくださいね。

 

COPE Visitor Centre
Boulevard Khou Vieng, Vientiane
Tel: 021 241 972
Opening hour: 9:00~18:00

 

コープビジターセンターとは?

ビエンチャン中心街から
約30分歩いたところに位置する
国立リハビリテーションセンターの
敷地内にある施設です。

小さな資料館ではありますが、
ラオスで問題になっている
不発弾(UXO)問題について
学ぶことができます。

 

なぜラオスに不発弾問題があるのか?

 

”ラオスと不発弾”
この二つがなぜリンクするのか
しっくりこない方も多いと思います。

わたしも初めこのことを
聞いたとき、
よくわかりませんでした。

しかし、COPE内の説明をみていくと
驚くべきことばかりでした。

ラオスは世界で
最も空爆された国
だったのです。

ベトナム戦争の影響により、
9年間もの間約58万回の空爆
ラオスは受けたのです。

クラスター爆弾
(大きな爆弾の中に数百個の小さい爆弾が内包されている爆弾)によって
落とされた、小爆弾は実に2億7千万個。

その約30%に当たる
8千万個が不発弾として
現在まで猛威を振るっているのです。

ラオスの不発弾(UXO)問題について
詳しく知りたい方は
Global News Viewというサイトで
Eiko  Asanoさんが書かれた記事が
わかりやすかったので
ぜひ、読んでみてくださいね。

ラオス:世界で最も空爆された国

コープビジターセンターに行くべき3つの理由

ラオスの不発弾問題について学ぶことができる

今まで書いてとおり、
コープビジターセンターでは
ラオスの不発弾問題について
資料を交えて
学ぶことができます。

不発弾の現状や
世界各国がどのような
支援を行っているかなど、
このブログには書ききれないぐらいの
情報があるので、
ご自身で足を運んで
ご覧になってくださいね。

映像も上映されているので
時間に余裕がある人は
小さい資料館ですが
1時間かけてゆっくり
見て回るのが良いでしょう。

不発弾の再利用している姿も見ることができる

不発弾で大きな被害に
あっているラオスですが
そんな国だからこそ
見ることができる光景があります。

クラスター爆弾や不発弾の残骸を
再利用して別のものとして活用しているのです。

クラスター爆弾を舟や花壇として使用したり、

不発弾の金属を再利用して、
スプーンやコップなどとして使っています。

自分たちを苦しめていたものを
再び使うということに関して、
抵抗はなかったのか?

など色々と考えてしまい複雑な心境に
わたしはなってしまいましたが、
ラオスの人たちの
生活がそれで潤っている

場合もあるのが事実です。

不発弾被害者への支援について知ることができる

国立リハビリテーション
センターの中には、
リハビリ施設だけではなく、
義足の工房があり、患者さんは
リハビリをしながら、
自分たちの義足や
義手を作ってもらうそうです。

コープビジターセンターの中では
義足の歴史や不発弾被害者への
サポートについても
学ぶことができます。

体験用の義足もありましたので、
一度体験してみてくださいね。

 

最後に

不発弾というのはなかなか
日本には馴染みのないものです。

しかし、それで苦しんでいる人が
世界、特にラオスにいることは事実です。

観光旅行でこのような場所に
来ることは暗い気持ちになって
嫌だという人もいるかもしれません。

しかし、
せっかくラオスに来たのだから
その国の歴史や問題に少しだけでも
触れてもらえたらと思います。

お土産売り場もありました。
ユニークな絵はがきがありました。
Yula

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