観光前に知っておきたいラオスの治安と”もしも時の対処法”

ラオスの”治安”と”もしもの時の対処法” 基本情報

安全なイメージがあるけど

ラオスの治安って実際どうなのかしら?

もし事故や事件に合ったときはどうすれば。。。

こんにちは。ラオス女子のYulaです♪

今回は観光時に気になる
ラオスの治安について
在ラオス大使館が発表している
”安全対策マニュアル”をもとにお話していきますね。

ラオスの治安について

治安情勢

ラオスの治安情勢の概況について安全対策マニュアルの書き出しはこうです。

ラオスの治安情勢は、近隣諸国に比べ比較的良好であると言われてきました

この時点で今は危なくなってきているということ暗に示していますね…苦笑

続けてこのように書かれています。

治安面で決して不安要素がないとは言い切れません。

断定的な言い方ではないですが、
”ラオスは安全だ!”
とは言えないみたいですね。
テロなどはまだ
発生していないようですが、
他の東南アジアの国と同様に最低限の注意は払う必要がありますね。

 

 

 

犯罪発生状況

ここからはラオスの
犯罪状況に関して説明していきます。

ひったくり

ラオスでは邦人女性がひったくりに合う被害が発生しています。

多くのケースではバイクの2人組が
歩いているまたは
自転車の前かごに荷物を
入れているのを
狙っているようです。

大使館の発表もありますが、
わたしの知人も
実際に被害にあっているので、
比較的身近に
ひったくりが起こっている
印象があります。

中にはひったくり犯に抵抗したせいで
怪我をしてしまったということも聞きます。

被害にあわないことが一番ですが、
もし被害にあったときは
命を守ることが一番
ですので、
抵抗はしないようにしてください。

殺人

大使館の発表によるとラオスで邦人が殺害されたという事例はまだないようです。

しかし、ひったくりや
強盗の増加が増えていることから、
いつ何があっても
おかしくないと私は思っています。

特に首都圏における犯罪の増加・凶悪化傾向は顕著であり,拳銃やナイフを
使用した凶悪事件が多数発生しています。
現在までのところ,邦人が殺人事件に巻き込まれたという報告はありません

安全対策マニュアルより

 

 

交通マナーの悪さに注意

ビエンチャン市内では交通事故が多く発生しています。

街を歩いているだけでも、
1日に多い時で2~3回も
事故現場を目撃することがあります。

原因は交通マナーの悪さにあります。

ラオスでは
バイクの3人乗り(4人以上の時も…)
ノーヘル・信号無視
などが目に余るほど多く、
非常に危険です。

車・バイクの運転ともに
日本でいうところの”目視”をせずに
交差点を曲がってきたりするので
ひやっとすることがあります。

夜間の時間ですと、
ドライバーが
飲酒運転をしている
場合もあり、
さらに注意が必要です。

交通事故に関して、
マニュアルでは
下記のように記載されています。

道路の整備に伴って各車両の速度が上がり,重大事故の割合も増加傾向にあります。
2018年中,ラオス全国の交通死亡者数が987名でしたが,同年中ほぼ同じ人口を抱える千葉県で発生した交通事故死亡者数は186名であったことと比べると,人口比でいかに死亡事故が多発しているかが窺えます。

単純計算で、
ラオスの事故発生率は千葉県の5倍
であることがこの記述からわかります。

夜間の移動時に
トゥクトゥクのドライバーが
飲酒をしていないかなど確認をして
乗車するようにしましょう。

 

 

安全対策

夜道を一人で歩かない

基本中の基本ですが、
やはり重要なことです。

ビエンチャン市内の場合
ナイトマーケット周辺でも
一本路地を入るとかなり暗い道が
多く存在します。
そもそも暗い道に
近寄らないことも大切です。

夜間ののトゥクトゥクにも注意
トゥクトゥクで移動だからと言って
安心とは言い切れません。
夜間に変な場所につれていかれたという
ケースも。
夜間にお店などから
トゥクトゥクを利用するときは
①知人に見送ってもらう
(一人でトゥクトゥクを捕まえて
乗るのは危険)
②電話をしているふりをする
などの対策をしてくださいね。

 

屋外で荷物を放置しない

特にビエンチャン市内ですが、
物乞いが最近
目立つようになってきました。

ラオスは屋外のお店も多く、
物乞いが店内に入ってくることは
日常でよく見る風景です。

店内での置き引き被害の
可能性あるので、
荷物はできるだけ少なく、
常に身に着けるようにしてくださいね。

 

かばんはたすき掛け+パーカー

身に着けられる
たすき掛けタイプのかばんが主流ですが
それだけだと
不十分な場合があります。

ひったくりはたすき掛けのかばんでも
容赦なくかばんのヒモを引っ張り
奪ってくることがあります。
なので大切なのは
”見えないようにする”ことです。

服の上からかばんを身に着け
さらにその上からパーカーを羽織ることで
かばんを隠し、ヒモを見えないようにしましょう。

もし、事件、事故あったときの対処は?

もし事件や事故に巻き込まれた場合は
まずはご自身の安全を
確保したうえで、
在ラオス日本大使館に連絡をし、
大使館からの指示を
仰ぐようにしてください。

在ラオス日本国大使館
電話:021-414400~3(領事班内線20又は18)
FAX :021-414406
緊急電話:020-5551-4891(執務時間外・24時間対応)

また、もし、病院受診が必要な場合
英語対応な病院として以下の病院が挙げられます。

 Centre medical de l’Ambassade de
France(CMAF)
(French Embassy Medical Centre)
英語や仏語での対応が可能
緊急携帯電話に連絡すれば夜間・休日でも対応可能
住所:Bvd. Keuvieng-Simeuang
電話:021-214150, 緊急電話 020-5655-4794
Alliance International Medical Centre
英語での対応が可能です。
開院時間は月曜日から金曜日は午前8時から午
後8時土曜日は午前8時から午後5時,日曜日は休診です。
住所:Souphanouvong Rd, Wattayyaithong
電話:021-513095
滞在中に事故や事件に巻き込まれないのが一番ですが
もしもの時の備えとして、この記事を活用してくださいね。
 
それでは

 

Yula

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